患者さまに合わせた最適な治療計画を立案
お口の状態・症状の進行具合によって治療内容も変わりますが、ここでは一般的なインプラント治療の流れ(初診からアフターケアまで)についてご紹介していきます。
初診・カウンセリング

インプラント治療に対する患者さんのご希望や、どんなことが気になっていらっしゃるのかなど、詳しくお話をうかがいます。お口の中を見せていただいた後、問題点や大まかな流れ、治療期間、治療費用などについて分かりやすくご説明いたします。
各種検査

下記の項目を診査し、ゴールを目指し、治療計画を立案していきます。
- 問診
- CT撮影
- 歯周組織検査
- お口の中の印象採得(型取り)
- 口腔内写真
最終的な治療計画を患者さんと話し合いカウンセリングをしっかり行い、患者さん、ドクター両者が納得して、始めてインプラント治療を開始します。
診断と治療計画

各種の検査結果に基づいて診断を行い、今後の治療方針や期間、費用などについてドクターの独断ではなく患者さんと一緒になって考えます。
インプラント手術前の処置治療

他の歯に虫歯があったり歯周病にかかっていたりすると、すぐにインプラント治療はできません。手術の前に、検査で発見された、歯周病、歯槽膿漏、虫歯治療など、残存歯の治療を行います。
歯周病などが重度の場合など、傷んだ歯を抜歯することもあり、その部分の治癒を待つため、普通数か月待ってから手術を行いますが、中には抜歯即時インプラント法や歯ぐきを切らないフラップレスインプラント法を行うことができるケースもあります。
インプラントの埋入手術

インプラント(フィクスチャー)を局所麻酔で骨のなかに埋め込みます。
局所麻酔のため痛みはほとんどありません。
手術の時間は埋めこむ本数によりますが、1本にかかる埋入処置は約10~20分程度です。
骨と結合するまでの治癒期間

インプラントと骨がしっかりとくっつくまで約6~24週間待ちます。
この期間、一般的にはインプラントの上に仮歯を入れておきます。
即日から食事のできる仮歯もご用意しております(※骨の状態など、様々な条件により異なります)。手術後何日間かは、抗生剤や炎症を抑える薬を服用していただきます。
第二次手術

埋まっているインプラントの頭を出し、人工の歯を接続するアバットメントという土台を取り付けます。
- この第二次手術は、STEP5の第一次手術と同時に終了する場合もあります
- 1回法インプラントの場合はこのSTEP7はありません。
インプラントに被せる歯を製作・装着

上部構造(人工歯)の型を取り、歯並びや色をチェックしながら歯科技工士が歯を製作にはいります。歯が完成したら装着します。
メインテナンス

治療が終った後は、その後数ヶ月に一回のペースで定期的な検査やメンテナンスを行います。