インプラント治療には専門的な知識や設備以外にも、更に高度な技術や経験が必要です。歯科医院の中でもインプラント治療は、さまざまな要素において大きな違いがあるのが実状で、その要素のひとつに医師のスキルがあげられます。そのようなスキルのある歯科医師を判断する上で一つの目安となるのが、学会認定医かどうか?です。
AAID アメリカインプラント学会 認定医

アメリカ最大のインプラント学会です。
当院の院長は認定医(Associate Fellow)を取得しています。
日本でも数名しかいない難関の資格です。
*AAID:American Academy of Implant Dentistry
日本口腔インプラント学会 専門医

当院の院長が保有しております。日本口腔インプラント学会は1972創立の歴史ある日本最大のインプラント学会で、この学会の場合、
- 学会に5年以上在籍
- 100時間以上の研修を受講
- 研修終了後5年間に一定数以上の症例を経験する
- 口腔インプラント指導医2名(内1名は施設長)の推薦
- 口腔インプラントに関する論文を本会学会誌、又は委員会が認める外国雑誌 に1編以上発表している
…等、十数項目の条件があり、初めて専門医の試験を受けることができます。
学会員約10,000名のうち専門医の資格保持者は公表されている人数で約100名です(2011.10.01現在)。インプラント治療は高度な技術と専門的な知識・設備が必要になります。詳しくは以下、日本口腔インプラント学会・公式HPをご参照ください。
ICOI(国際インプラント学会)指導医

当院の院長が取得しております。
ICOIは1972年に設立された世界最大規模のインプラント学会です。
本部はアメリカ・ワシントンにあり、2万人以上のメンバーが所属しています。
*ICOI:International Congress of Oral Implantlogists
定められた条件がある

インプラント学会認定医は、学会歴の年数・論文発表・治療療後の経過症例人数・試験などの条件があり、学会がインプラント治療に関して適切で充分な学識と経験を持つ」と認めた歯科医師に対し、学会として「認定医」の資格を認定・交付する制度です。
歯科医師はインプラントの分野に関しては、歯学部時代に臨床的なことまで学習しないため、卒業後にさらなる学識を身に付ける必要があり、定めた資格条件を満たし、認定医試験に合格してはじめて、「認定医」となることができるのです。
現在、大小含め、さまざまな学会が存在しており、いろいろな学会やメーカーがインプラント認定医の基準を設けています。ある程度の条件をすべてクリアして認定される学会もありますし、入会だけで認定医になれる物もあるので注意が必要です。