インプラントを埋入してその日のうちに歯を作ることができるようになりました。
オールオン4、オールオン6による日帰り治療の例
9:30ご来院・お口の清掃


おはようございます。和やかな雰囲気の中、リラックスしてご来院されました。しっかりとお食事を取って、ご予約のお時間どおりにご来院ください。
まずは、今日1日の治療の流れを確認します。その後、歯科衛生士によって手術前にしっかり口腔内を清掃します。
10:00セデーション(麻酔)~インプラント手術

静脈内鎮静法をご希望の方には、歯科麻酔専門医からの処置をお受けいただきます。麻酔が効いてうとうとしてきたら、お口の中の局所麻酔を行ないます。その後、歯科麻酔専門医による全身管理のもと、インプラント埋め入れ手術を行います。手術は1~2時間ほどで、痛みもありません。
11:30歯のかたどり(印象採得)


手術が終了したら、そのまま仮歯の噛み合わせ・バランス調整のために歯の型取りを行います。
12:00休憩・歯科技工士による仮歯調整の作業


技工士による仮歯の調整作業の間は、雑誌や映画などをご覧いただきながらのご休憩となります。ご要望がございましたら、何なりとスタッフまでお申し付けください。
14:00仮歯の試し装着


きちんと噛めるかどうか、仮歯をセットして診査します。噛み合わせ・バランスを入念にチェックし、調整いたします。
15:30仮歯装着

インプラントに仮歯がセットされ、お口元が若返りました。たった1日でQOL(クオリティー・オブ・ライフ)が一変し、大変お喜びいただいている様子がお分かりいただけると思います。
16:30ご帰宅・夕食

お疲れ様でした。術後の大切な注意事項などを改めて院長からお受けいただきます。痛み止め・化膿止めのお薬をお受け取りいただき、ご帰宅となります。その日の夕食からお食事が可能です。
以上、オールオン4による即日インプラントの例をご紹介いたしました。
このように1日で仮歯装着までを終わらせるには、事前の治療計画、CT撮影診断、患者さんのご理解が非常に大切となってきます。2~3本のインプラント埋入の場合は、例えば午前中の時間帯やお仕事帰りなど、さらに短時間で終わらせることが可能となります。
即日インプラントの概念

即日インプラントは「即時荷重法」という治療方法を用いたインプラント治療の考え方です。
従来のインプラント治療法ではインプラント埋入した後、3~6ヶ月の間、骨とインプラント体が結合するまで待またければなりませんでした。
しかし、その後の研究でインプラントが骨と結合する前でも、インプラントの動きを最小限に抑えることができれば(顎の骨の状態がよければ)インプラントを埋入したその日に仮歯で負荷をかけても可能がことが分かってきました。
これが即時加重インプラント、即日インプラント、即時インプラントなどと呼ばれる、その日のうちに仮歯が入り食事が可能なインプラント治療のことです。
インプラントを埋め入れたその日から白い仮歯の装着までを行え、施術を行った日から普段どおりの食事をすることが可能となります。
1日で噛める即日(即時)インプラントは「無切開・無剥離で行うフラップレスインプラント」も併用して行われることがあります。
わずか1日で仮歯が入り、その日の夕食から食事が可能なため、遠方からの患者さまに特に喜ばれております。まったく歯がない方の場合は、「All-on-4(オールオン4)」を選択することで、たった1日で固定式の噛める義歯を手に入れることができます。入れ歯を装着した不快感にお悩みの方におすすめしております。
1本からまったく歯の無い方(総入れ歯の方)まで、日帰りでのインプラント治療をご希望の方は一度ご相談ください。